第1回目 「おせんべやけたかな」
少し雑なつくりなのですが・・・・
発想の元は、手あそびの「おせんべ」です。
「おせんべやけたかな、こげたかな」とリズムよく言いながら子供の手の甲をおせんべいに見立てて交互に触ったり手のひら側にひっくり返したりて触れ合いを楽しむ遊びです。
はまもとピアノ教室では、この手遊びを次のように使っています。
まず、まだ焼けていないおせんべいとこんがり焼けたおせんべいを印刷し、厚紙の裏表にはっておせんべいを5.6枚作ります。(あまり数が多いとなかなかひっくり返せなくて焼けないので)すべて焼けていない面を表にしてはじめます。
「おせんべやけたかな、こげたかな」と言いながらおせんべいを順に触っていって「焼けたかな」の”な”の時に触ったおせんべいをひっくり返す。
「こげたかな」”な”の時に触ったおせんべいをひっくり返す。
こんがり焼けたおせんべいで止まったらそのおせんべいを手にとります。
これを繰り返していくだけの単純な遊びです。
ここで、ピアノ練習のためのポイント!
その1 拍子に合わせてテンポよくリズミカルにおせんべいの上に指先を運ぶこと。
その2 「おせんべやけたかな」とおせんべいに順に手を触れる時に、手のひらでバンバンとたたくのではなく、手首を柔らかくして指先でおせんべいに触れてもらうこと。 やって見せれば、みんな上手に力を抜いて手首を柔らかく使えるようになります。 肘、手首、指先の動きをなめらかにコントロールする第1歩だと思っています。
発想の参考になった書籍 「すぐ覚えられるわらべうたあそび」成美堂出版
コメントをお書きください